[是々非々]
2020.03.02 up
200302.最終報告(15:30「保護者向け」発信分)
[塾の方針]
政府が示す通り学校の休校期間中、塾も同様に「休校」とさせていただく。(2/26萩生田文部科学大臣答弁内でも、学習塾においても自粛するよう話があったことを考慮しています。)
期間中、自宅待機自宅学習となる生徒がほとんどかと思いますから、塾で学習教材を「しっかり」と用意させていただきます。
但し、突然の一斉休校によって即座に対応できない共働きのご家庭もあればご両親が医療機関に勤めている方もいます。日常よりはるかに忙しい「緊張の伴う混乱」に近い現状から今まで以上に子どもへの時間が取れないというご家庭も多くあることがわかり、結果的に一部のご家庭で長時間子ども1人或いは兄弟姉妹のみの状態で自宅内に留めざるを得ない状況下に大変困っているとのことでした。結果、状況が状況なだけに仕方がないことですが、そのことへの不安や子どもの精神的な負担も強く懸念されます。また、この先、2週間自宅から出さないというのも大変必要且つ大切なことですが日常ではありえない非現実的な現実かとも考えます。
あきらかに、いま置かれているこの毎日が「緊急事態」だということが肌でも感じることのできる状態なのです。そこで、ご自宅での勉学の指導が極めて困難とされる環境下にあるご家庭を限定し、且つ以下の条件を必ず守れるとお約束できるご家庭に限って生徒の通塾を認めるという形を採ろうと考えています。
※生徒の通塾を促すものでは絶対にありません
※当塾では最も人数の多い学年でも3名(2/29時点の塾生を対象)。当然塾生全員が参加することはあり得ないため「当塾ができる緊急支援的な措置」として十分満たすだろうという判断の下で行います。
※また2/28発表の「公益社団法人全国学習塾協会が示す指針」に則り、それ以上の厳しい管理及び感染対策を施すという約束の下で実施します。 (以下に公益社団法人全国学習塾協会発表の指針がダウンロードできるようにさせていただきました。)
※塾内での感染を絶対に避けないといけませんから安易に参加できる条件としていません。同時に皆さんの深い理解と協力なしでは実現できませんので、この点をご留意下さいますようお願いします。
※また状況に応じ、強制的に上記緊急支援的措置を即座に打ち切る可能性もあることをご承知おきください。
[適応期間]
浜松市が定める3/2〜3/15迄の一斉休校期間
※通塾適応期間は、上記「一斉休校期間」に準じ3/6〜3/15までとします。(当初のご案内通り3/2~3/5は特別休校期間です。)
※3/16以降は、通常指導の体制に戻しますが、政府や浜松市からの国民又は市民への要請に応じて引き続き休校とさせていただく可能性があります。(都度判断で柔軟に対応)
[通塾条件]
※以下のほぼ全てが当てはまるご家庭のみを対象とします
※当てはまらない内容がある場合は参加できない可能性が非常に高いですが、新たなより厳しい代案などを付与することで参加が可能とする場合もあります。
・両親が共働きで、子どもが長時間1人或いは兄弟姉妹で子どものみになってしまうご家庭(父母のどちらかが単身赴任、海外出張中、片親なども対象です)
・保護者の子どもへの学習指導が特に困難なご家庭
・保護者が医療関係に努め、この状況の中子どもへの対応が難しいと判断されたご家庭
・塾以外の他の習い事に一斉休校期間中は通わせないと約束できるご家庭(注:中央塾に通塾していない兄弟姉妹も同様の扱いです。この点は絶対にお間違いのないようにお願いします。)
※兄弟姉妹の縛りは、そこからの感染経路を断つことを意図してのことになります。
※習い事等の勉学に関するもの以外に、スポーツや科学クラブ(科学教室等様々なイベント)なども含まれるものとします。
※特にスポーツ系に関しては現時点では屋外室内問わず、激しい呼吸を伴うことが多いので絶対に不可とさせていただきます。
・塾に出る前の検温や塾で用意したシートへの記録(体温、塾以外の外出していないことの確認、マスクの着用、軽微な外出先の記録等)
・部活動、子供会の行事に参加しない、させない
・ショッピングモールなどに子どもを絶対に連れて行かないなどの約束していただけるご家庭(「滞在時間を短くする」「気分転換で短い時間だけ」..というのも不可とお考え下さい。)
・塾(勉強)を何よりも最優先できるご家庭
(塾の救済、支援措置に参加すると同時に他の習い事に参加させる場合は通塾を認めることができません。)
・タクシー・バスを含めた公共交通機関を利用して塾に来ないこと
・厚めのハンドタオル1枚(常に新しいものを)毎回持参願います
(手洗いの時や咳くしゃみの時にマスクの上から使用していただきます。)
※マスクは「塾用」「持込用」で2枚を使い分け、エタノールで消毒
・家族全員で必要ない外食は控える
※子どもに対する外出自粛(友達と遊びに行く又はその予定のある生徒、または一度でも参加してしまった場合は以後参加できません。)
※友達が家に来る、友達の家に遊びに行くも控えていただきたく思います。
※保護者も不必要な外出自粛に協力をお願いします。そして、何とかして感染しないよう最大限の配慮と工夫をお願いします。
(補足)
・通塾者全員の「深いご理解」と「大きな協力」があって今回のことが成し遂げることができます。故に上記内容の確認及び同意を得るために遵守する旨の一筆をお願いすることになります。
・検温記録、外出記録など万が一感染した場合の経路の特定に役立つよう記録を取ることに協力をいただきます
・1か月後に日本全国及び静岡県が「蔓延期」になっていた場合、確実に感染経路は終えなくなってしまいますが、特にこの時期は「日付/時刻」「立ち寄った場所」及び「濃厚接触者」の記録を残すことは大変重要かと思います。同時に、家族全員の意識の高さにもつながります。万が一にも考慮し協力をお願いします。
[通塾の曜日/時間について]
現在詳細を検討中です。まだ、具体的にどのような時間帯に行えるかも未定です
[塾での対応]
・生徒が塾に来たらまず「手洗い」を必ず行わせます。
※塾についたらスリッパを触る前に「まず手洗い」からの徹底
(薬用せっけんミューズをたくさん購入してあります。)
(塾は赤外線に反応して自動ドアで開きますので、手を洗い終わるまで他の何も触らないことの徹底)
※教室にウィルスを持ち込まない最大限の配慮を各自で常に行う
・除菌、殺菌、空気洗浄、ウィルス抑制効果有し次亜塩素酸を室内に放出する「ジアイーノ」を完備
※6日ほど前から24時間連続稼働を行っています。
※昨年購入の新品のものです。
※3/2に「パナソニックお客様相談室」に問い合わせたところジアイーノは24時間運転連続稼働にも耐えうる能力を有しているとのことです。
「ジアイーノについて..」
———-
空気中の菌やウィルスを抑制するだけでは心配です。菌やウィルス対策は浮遊しているものだけでなく、ドアノブなどの付着菌・付着ウィルスにも注意が必要です。一般的にはエタノールを吹きかけふき取ることを基本としますが、机椅子の裏や内部に付着したものをエタノールで全てきれいにふき取ることはまず不可能です。ジアイーノは、常に放出され続ける次亜塩素酸が壁床天井も含めて揮発した次亜塩素酸が触れるすべてのものに対し除菌、ウイルス抑制効果があると言われています。(webページより塾長が保護者向けに要約)
どこまで効果が高いものかはわかりませんが、何もないよりははるかに効果が高いと思われます。ジアイーノに大きく貢献してもらうつもりです。
また、感染予防に大変効果の高いとされている「換気」についてですが、ジアイーノお客様相談室や様々な方と相談した結果「空中に放出(揮発)された次亜塩素酸は密閉した空間の中で特に高い効果を発揮するため、換気はあえて行わず一定の濃度を保ちながら感染予防環境の維持継続」を優先することとなりました。
(ジアイーノwebサイト)
https://panasonic.jp/ziaino/effect.html
———-
・dyson pure cool linkの24時間運転
※3/2に「dysonお客様専用ダイヤル」に相談したところ、PM0.1迄の塵・ほこり・菌・ウィルスであればフィルターでキャッチが可能という回答をいただきました。何もないよりは効果は大きく見込めるのではないでしょうか
・生徒毎に塾用マスクの準備をします
※家庭内で用意し、塾につけてきたマスクは塾到着後外しアルコール殺菌を行い、チャック付き袋の中で保管
※マスクにも好き嫌いがあったりこだわりがあったりする生徒はご家庭で塾用マスクの用意をお願いします。(デザインや色、耳が痛くならないマスクなど様々なので..)
※アルコール殺菌した直後のマスクを着用すると喉を含めた粘膜を痛める場合があるので、手洗い後塾用マスクに付け替えていただきます。
※ドアノブ及びドアノブ周辺を90分程度を目安にアルコール消毒実施
(20200306追記)
消毒は、15時・17時・19時という生徒の出入りのしやすい時間を中心に2時間おきに行うことになりました。
(詳細は「消毒及び清掃箇所等具体的な内容について」を参照)
(タイマーをセットし、確実に行うと同時に記録も残します。)
(実は1週間前ほどから、エタノールによる消毒を行っているところを子ども達のいるところで行うようにしています。以前は生徒が塾に来る前に行うものとしていましたが、最近は生徒が塾に到着をしてから目に見える形で行うことが安心につながると考えそのようにし始めています。)
※私の自宅保管分も合わせ、現在8L強程度のエタノールを用意していますので、エタノールが不足することはおそらくないものと考えています。惜しみなく使いたいと考えています
※私自身も期間中の「外食0」「コンビニ、スーパーを数日に1度に控え、滞在時間も5〜15分以内を守るようにします。
※私自身の毎日数回の検温とその記録及び外出記録を取るようにします
[消毒及び清掃箇所等具体的な内容について]
大切なお子さんを仮にたった一人でもお預かりするにあたり、その内容が「保護者にも外部にもしっかり安全を考慮して運営しています」と言えるものでないとならないため、塾では以下の項目に沿って、消毒及び清掃を行います。
(清掃箇所:教室・自習室)
・「塾内のすべてのドアノブ」
・「教室のガラス戸(特にドアノブ周辺を重点に)」
・「着席する前に使用する机の天板部のエタノール消毒を生徒の目の前で実施」
(清掃箇所:トイレ)
・「手洗いシンク」
・「シンク蛇口」
・「トイレットペーパーの押さえの部分(ステンレス部分)」
・「リモコン」
・「擬音発生装置停止ボタン」
・「アルコール除菌クリーナープッシュボタン」
・「便器洗浄後便座を含めた全体」
・「ハンドドライヤー温風噴き出し口、内側側面、排水口部分」
※手洗い用のソープは手をかざすと適量出てくるものを使用しています。手で押すことで泡が出てくるプッシュタイプのものは使用していません
(清掃箇所:出入口)
・塾の出口ドア部分の「開扉ボタン」
※入口は赤外線を感知し触れることなく開きますので問題なし
[通塾停止の条件]
・37.3℃の熱が出た生徒
(予測値ではなく、実測値での検温をお願いします。)
(37℃に達した時点でその日の通塾は控えていただきます。)
※「塾出発前」「帰宅時」の検温を必ずお願いします。
※熱の有無に関係なく、咳・だるさなどの疑わしい可能性の症状が出始めたとき
※怪しいと思う時はみんなの顔を思い浮かべて何が大切かを考えて判断してください
・友達と遊びに行ったり、一度でもショッピングモールなどに行った生徒(兄弟姉妹含む)
・記録表に偽りの記録をしたとき
最後に
上記の内容について、常に変更追加になる可能性が高い状況に置かれていることも予めご承知おきください。
一番の安全は塾に通わせないことということを最も念頭に置いてください。今回の措置は共働きのご家庭やご自宅での子どもの指導が困難なご家庭を支えるために行われるものです。誤解のないようにお願いします。
上記内容に変更があった場合、内容に同意署名いただけないご家庭の参加を認めることはできません。皆さんの大切なお子さんを預かる身のため、過剰に判断させていただきます。
そして、安易に通塾を促すものでないことを重ねてお伝えさせてください。
大変な状況故の塾としてできる救済・支援措置として行わせていただきますが、感染のリスクは0ではないという点をご承知の上参加下さい。
以上になります。
上記内容は変更になる場合があります。
今一度詳細を確認いただき、問題が無ければお知らせください。
参加する生徒は曜日時間などの細かい部分を確認させていただきます。
よろしくお願いします
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当塾ではこのような対応で新型コロナウィルス感染症と戦うことを考えています。
可能な限り、多くの保護者と話し合い、(医療関係者もいるものですから)その中で全員の生徒を対象とするのではなく、「一部の極めて対応が困難なご家庭に限定して、地域に根付く一個人の学習塾としてご縁のあったご家庭を支えるお手伝い」として貢献させていただくことを考えました。
確かにすべての生徒を自宅に閉じ込めるということはとても大切なことだと思います。
しかし、私はこの先の2週間後の3/15の時点で終息宣言を出せるほどの状況になるかどうかといえば、それはあり得ないだろうという思いでいっぱいです。
私は安倍晋三内閣総理大臣の判断は「正しい判断だ」と考えています。
それによって多くの人の感染も抑えることができるだろうと希望を掲げています。
ただ今回参加するすべてのご家庭が「医療機関従事者」だけではありません。私のように個人事業主として働き且つご夫婦で頑張っていらっしゃる方もいます。また、一昨日ある生徒のお父さんと3時間ほどお話しましたが朝5時半頃会社に向かい帰宅が21~22時頃とのことです。会社を経営する立場の人間は例えば100人従業員がいたとするとそれを含めた500人の命を預かっている立場だというお話が印象的でした。
※人数は仮にこちらで書かせていただきました。
※それ以上の規模と認識していますが、特定できないようにあえて..
今回公表したのは、様々な置かれている状況理由で通うことになった生徒が周りから揶揄されたりいじられたりしないように、その責任は私にあるということを公表するためにweb上に掲載することにしました。
私はご縁のあったご家庭を大切にしたい。
そして、家族に幸せを届けたいと考えています。
今回の判断が正しいのか、万が一を考えると恐ろしくてゾっとしてしまいます。
それでも、大変な思いをしているのは私だけでなく「皆」なんです。だから、今回の新型コロナウィルス感染症にも関係者全員で立ち向かうと同時に絶対にこの塾から感染者を出さないようでき得る考え得るすべてで臨みたいと思います。
最後に、明後日の3日..
いよいよ附属の生徒が帰国です。
国からになるのか検疫・入国管理局、はたまた厚生労働省からになるのかわかりませんが様々な案内やアドバイスがあると思いますが心配です。
みんな全員で元気な顔で戻ってきてほしいです!
投稿の内容は、新聞・雑誌・テレビ・インターネット他の情報を参考に書き上げています。年月の経過とともに、過去に掲載された内容が現在と異なる場合も有ることをご承知おきください。
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