[一般公開記事]
2020.07.05 up
現在、この塾の小学6年生の多くの生徒は中1中2の内容に踏み込んで学習させています。
この塾の方針通りこれからも遠慮なくどんどん進めるつもりです。
小学生だからと言って中学生の優しい問題や少量の問題を解かせ、「凄いね!」「できたね!」なんていうつもりもまったくありません。
(モチロンその生徒の学力と脳力が満たしていることが条件ですが)小学生の学習内容を飛ばし中学1年生の内容から始めるという「飛び級」もひとつの指導法として大切にしています。才能をさらに伸ばす、才能を育てる為にどんどん負荷をかけ、ただひたすら脳を柔らかくすることを目的とした指導を私は大変気に入っていて強くお勧めできる学習法です。
そうは言えども5科すべて教えるのはやはり無理が大きくありますから、優先する科目として学力能力に応じ1~3科目に絞り込みその分深くふかく指導します。
生徒の気持ちと覚悟、そして脳力にもよりますけれど「小5小6の生徒に中学生の学年1桁の生徒に課する内容に近い指導」も生徒によっては遠慮なく行わせていただきます。目指すものはさらにその上になりますから基本事項のひとつです。
この塾は体罰や生徒に怒鳴って勉強をやらせるということは考えていませんし今後もしません。
そういう順位や点の上げ方は興味を持ちません。
逆に向上心のある生徒が「もうこれ以上はできない~」と音を上げるくらい課題を用意し努力を積み重ねます。
ここの塾長(=私)がそういうのを好むタイプなのでそういう方針なのかもしれませんね。
生徒も私も自分の意思がその原動力なわけですから、自らそれを求めているので素晴らしいことだと考えています。
そういったことが派生し、結果小6で英検準2級などの副産物が生まれるのだと考えています。
その生徒は帰国子女でもないし、留学経験もありません。
ただ今までの努力あっての結果だったと思います。
スバラシイほどの頑張り屋さんです!
また意見をいただいてしまうかもしれませんが、塾は塾の考え方があり、個人塾の数だけ様々な考え方や方針があってもよいと思っています。
私はそれを求める家庭がある限り、私はそれに応えたいと考えています。
ある一部の中学では様々な考えの下、一般の公立中や私立中とはまったく異なり「グループ学習」「レポート」や「調べ学習」などを中心に行うところもあります。知識を与えるというよりは自らの意思で調べ考えることに重きを置いているのでしょう..
そこに価値観を置いているからこその教育方針ということではないでしょうか。生徒から話を聞いていると例えば、授業を行わない.. 教科書に掲載の順序通りに授業を進めない.. など一般的な塾でもそのレベルへの対応にかなりの難しさが正直あるとは思います。しかし、大いに結構なことかとも思います。
そして、この塾はそれをものともせず飲み込むくらいの指導を行いますから関係ありません。
様々な考え方がありますから、それも素敵なことだと思います。
そもそもウチのように詰め込もうとする塾があるわけですし、私はその程度のことができなかったらどのみちこの先でもっと大きな壁が立ちふさがりそれ以上進めなくなると思っていますから、とにかく今を大切にしてほしいと常々考えています。
中央塾では「とにかく深くふかく考えることができるように、深く考えることができるようにするための知識を徹底的に与えたい」と考えています。
考えるためには、それを生かす「知識が必要だ」と私は考えているのです。
後は生徒が消化し分解吸収し、血となり肉とすることができるかかと思います。
全ての生徒ではありませんが、一部の脳力が高い生徒には小学生で習う内容は負荷がほとんどかかっていないように思います。
負荷がかかっていないということは成長速度に鈍化を加えるということです。
本来持っているものに適度な負荷をかけ、努力を加味し、脳を磨くことこそ「成長」につながると考えています。
かといって関東関西地区のお受験メニューを取り組ませるわけにもいかないですし、色々考えた結果そこにたどり着きました。
世間では秀逸と評価される教材であっても触れることのできる問題量に制限が生まれますので、1つ2つの教材ではどうしても影となって見えない部分ができてしまいます。
満遍なく様々な角度から光を照らすことで今まで見えていなかった影となっていた部分にも目を向けることができ、より深みが生まれます
この塾は「そこに価値がある」と考え積極的に先取りし、複数の教材を当たり前のように解かせます。
当然、学校の中間テスト期末テストの過去問で1単元300~500問くらいの構成でまとめ上げたDB(データーベース学習)は最もおススメする教材のひとつですから欠かさず徹底的に取り組ませています。
※但し、主に中学生で採用する教材です。
(参考記事)
2019.10.07up「当塾自慢の学習法「DB法」で定期テストの順位がぐいぐい.. 」
DBは小学生の指導にはほぼ使用しませんが、その代わり小学生中に飛びぬけて特化して学ばせる科目として3科目あります。今回の記事では英語・数学・国語の中の英語について少し触れたいと考えています。
具体的には実際に指導を受けている生徒の様子がわかる学習状況やその方法を織り交ぜながら紹介していこうと考えています。
もう少しの時間お付き合いください。
m(_ _)m
小学4~5年生の時点で当塾では徹底的に中学の英文法を要点を押さえ学ばせています。
逆に小学2~3年生のウチは、「記憶力を育て」「情報のread&writeをロスなくスムーズに行える」ように英文法はほぼ教えません。ひたすら500語700語を記憶させるようにし、脳ミソ開拓と開発を徹底的に行わせていただきます。
どの科目もそうですが深く学ばせようとすると量が必然的に増えてしまうので、取捨選択は必要です。中学生でも使っていますが、英語の指導には10年以上使い続けているお気に入りの教材で小学生を指導しています。この教材は大変秀逸で、要点密度は大変高いのですが何分問題量が少ないのがスバラシイ!とはいえ、少ないのは「量」だけで「種類」は大変豊富です。そこを気に入っています。
※1文法あたり6~8ページでまとめられています。
しかし、英語というのは英単語を「正しく書けて」「多くの意味を知る」ことができていなければ何も始まりません。
曜日と日付を尋ねるときに..
ホワットデー イズ イット トゥデー
ホワット イズ ザ デート トゥデー
で意味や語彙を後回しにしてとりあえず覚えさせると
What date is it today?とも覚える生徒もいて.. もちろんすべてではないでしょうが英会話教室では「伝える」ことを優先するケースが多いのかそれで..
d( ̄  ̄)Good job!
となっているようにも感じます。
事実、現塾生の中にも4~6年英会話教室に通っている(いた)と自慢気に話す子もいますが、正しく「話せないし」「書けない」ことが大変多いです。
私は単語の読みも意味も知らない段階で通わせる英会話は絶対ダメとは思いませんが、正直あまりお勧めできるものとは思っていません。
目的が違うので仕方がないのかもしれませんが、正直英会話歴が長いほど雑でミスが多く天狗が多い..
あくまで高度な理解に到達させるために、その段階からそこに至るまでの修正に要する労力は無の段階から教える生徒の2~3倍以上軽く要しますからとても大変です。
まぁ、そこまで書いてしまうと「じゃぁ、お宅の塾ではどうやって教えているんだ!」とお叱りを受けそうなので注意をしなければなりませんが、小学2~4年の間のこの塾での英語は「記憶力」「理解力」を高めることを目的に「英単語」「基本構文」そして「教科書本文」を丸々覚えさせています。
教科書というのは中学で実際に使った教科書そのままです。
表現を変えると「教科書に出てくる単語・熟語」をはじめから最後までまるっと暗記させます。
単語と熟語が一通り1学年分が終わったら、次の段階として「教科書に出てくる基本構文と本文」をまるっと暗記させています。
おいおい、本当にそんなことができるのか?
と思った方も多いかと思いますが、「ちゃんとできるんです」!
本当です。
私が作った学習ソフトSiriusⅠ Target1125(単語770語+英文355文)、そしてSirius Ⅱです。
上位版シリウスも別に用意しています。
SiriusⅠ Target1125(単語770語+英文355文)については以下の記事を参考にして下さい。
(参考記事)
2020.02.10up 「今日は先日実施された英検の1次試験合格発表日でした.. 」
とにかく、この方法でまずは英語の基礎基本となる「語彙力」を強化します。
これだけの語彙量を普段から何度も何度もread&writeしているので1学年が終わるころには理科でも社会でもその能力が生かされ、頭にドンドン情報を書き込むことができるようになります。
要は「脳力を高める訓練を英語を通じて行っている」ということになります。
では、実際に取り組んでいる生徒がどんな感じで進んでいるのかというと..
※生徒の名前や教材名はあえてグレーボックスで隠させていただきました。
※すべて現生徒のチェックシートになります。
常用漢字や作文にも日々取り組ませていることはもちろんですが、770語の単語を1つずつ丁寧に覚えさせています。1つのボタンに5語~7語くらいが多いのでしょうか..
1ボタンが全問正解でクリアして次のボタンに進みます。1ボタン全問正解でまずは「チビ銀シール」を貼ることができます。1lesson毎に5~8ボタンあるので1つずつ全問正解で次へ次へと進み1グループのボタンすべてを合格したら今度は1lessonすべてのボタンを選択し、全問正解を目指します。1グループ全問正解したら「デカ銀シール」を貼ることを許されます。まずは教科書1冊分、満点合格を続けて最後までたどり着いたら2周目に突入です。w
たった1回出来たところでそれで確実に暗記したとは言えません。
ニンゲンの脳はそこまで優秀では無いですからね。
全ての「チビ銀シール」と「デカ銀シール」が終わったら、もう1度同じ繰り返しです。
でも、今度合格した時は「チビ金シール」と「デカ金シール」を貼ることができます。
合格したらシールが貼れる!
子ども達はそこにこだわっているようです。(笑)
単純というか純粋というか..
とってもカワイイです。w
全ての英単語・熟語を満点を取って合格し、金銀デカシールを貼ります。
それが終わったら各レッスン毎に「基本構文」と「教科書本文」の丸暗記挑戦です。
文法を理解しているいない別に、小学生に本文の暗記(所謂英作文)をさせているわけですからね、なかなかハードです。
でも、子ども達はと~っても楽しんでこれを取り組んでいます。
この学習法を3カ月半年1年と続けると「ミスをしない脳づくり」につながる為様々なところでよき恩恵を受けることができます。
今回の記事では英語の学習法を紹介していますが、様々なところで「工夫」と「挑戦」が織り交ぜられながらの指導が行われています。
このような基礎固めを徹底的に繰り返し中学に上げるようにしています。
入塾は小3小4くらいからだと時間的財産も大きくあるので、自分のペースで丁寧にゆっくりと進めることができますが、深く濃い指導を望むご家庭は小5くらいには既に通塾をお願いできたらと考えています。
上位版Siriusには、リスニング機能を搭載し各単語のnativeな発音、英文にも発音機能が組み込まれています。とってもお勧めです。
この塾のメニューをフルで生かすには小3小4くらいの入塾がお勧めだと考えています。
後悔させるつもりはありませんし、どこよりも満足していただく自信はあります。
現在、コロナの影響で入塾できる人数も制限しています。
先日入塾相談のあった中2生のご家庭も正式に入塾が決まりましたので、現中2生の募集は一旦締め切りさせていただきます。退塾者が出たりしたときに補充は行いますので関心がある方は事前予約か事前相談をお願いしたいと思います。但し、テストで学年10位前後の生徒或いは既に学年1桁の順位で、学年1~3位を何としてでも取りたい手にしたいと強く願う生徒がいましたら、もう1名だけ検討をしたいと考えています。
他学年も含めご連絡お待ちしています。
投稿の内容は、新聞・雑誌・テレビ・インターネット他の情報を参考に書き上げています。年月の経過とともに、過去に掲載された内容が現在と異なる場合も有ることをご承知おきください。
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