[一般公開記事]
2022.05.04 up
前回の記事は小学生に絡む記事でしたので、今回は中学生の記事となります。
中央塾では当塾を会場に模擬試験を実施しています。
現在、大手2予備校(佐鳴予備校主催/秀英予備校主催)主催の模試と学力調査研究会主催の計3社の模試の申込及び受験が可能です。
そして当塾では模試受験は「任意」という位置づけとさせていただいています。
模試受験に関しては様々な考えの下で行われていますが、実施回数や受験方式が異なるのでしっかりと使い分けることが好ましいと思います。
中には大手2社の模試を二つとも受験しているご家庭もありますが、「学年1~3位の生徒」「附属浜松中1桁~20位くらいの生徒」がほとんどです。
では、以下に大手2社主催模試の詳細について紹介したいと考えています。
まずは佐鳴予備校主催の模試からです。
佐鳴予備校主催の模試は、中1~2生が受験する「全国実力考査」と中3生が受験する「静岡県進学模試」の2種となります。
全国実力考査は「全国実考(ぜんこくじっこう)」と略され呼ばれることが多いです。
[費用について]
中学全学年統一で「税抜3500円(税込3850円)」です。
[実施回数について]
全国実考 ・・ 全4回(4月、7月、12月、1月に実施)
静岡県進学模試 ・・ 全8回(8月~1月末迄)
※いずれも新型コロナの影響で中止または実施日が変更になる可能性があります。
続けて秀英予備校主催の模試です。
秀英主催模試は「統一模試」と呼ばれています。
[費用について]
中1~2生: 税抜3500円(税込3850円)
中3生 : 税抜3600円(税込3960円)
[実施回数について]
中1~2生: 年間10回を予定(記述式年2回程度、他マークシート式)
中3生: 年間12回を予定(記述式年5回程度、他マークシート式)
※ いずれも新型コロナの影響で中止または実施日が変更になる可能性があります。
どちらの模擬試験の「志望校判定」についてもそれぞれに大きくよい点もあれば部分的に悪い点もあるのでその辺も考慮し、結果を鵜呑みにせず必要に応じ面談時に情報を追加して補足させていただいています。
両社の特性を総合的に判断し、いまのところ塾では以下のように考えています。
① 塾では佐鳴予備校主催の模試を主たる模擬試験と位置づける
※中1~2は年4回、中3生で8回と回数が少ないため模試代金をある程度軽減できる
※模試はしっかりと仕込み(事前学習と対策)があって最大限価値を生むものであると位置づけ
数多く受験すればよいというものではない。
(但し、模試慣れをするなかで実力問題の傾向をつかむという考え方も有り)
② 中1~2生の場合は、年3~4回の実施の為、回数が不足と感じる方は秀英主催模試に切り替え
て受検または学年トップクラスの生徒は希望があれば両社の模試の受験を勧める
③秀英主催模試の場合、年間の6割がマークシート式受験なので勘の鋭い子には有利に、また記述問題
を苦手とする生徒には模試結果が有利にはたらく場合もある
④両社の「志望校診断結果」には両社によって大きな偏りがあるので上手に使い分ける必要あり
⑤年間費用は、佐鳴系では「中1~2生:税抜14000円(税込15400円)、中3生:税抜28000円(税込30800円)」を要し、秀英系では 「中1~2生:税抜35000円(税込38500円)、中3生:税抜43200円(税込47520円)」を要します。
※当塾では受験は任意としている為、一括で請求せず受験費用は都度請求しています。
最後に、当塾では模擬試験を無理に受ける必要はないと考えています。
生徒一人ひとりによって置かれている状況は異なる為、必要があれば受け必要が無ければ無理に受けないが好ましいです。
とはいえ、ここは学習塾という学力向上を目的に入塾し学びを得る場所でもある為、受験する場合は「偏差値の推移」を大切にし折れ線グラフの中で成果が出ている出ていないを判断するためにも受験するのであれば1社の継続受験は最低限あるべき姿だろうと考えています。
投稿の内容は、新聞・雑誌・テレビ・インターネット他の情報を参考に書き上げています。年月の経過とともに、過去に掲載された内容が現在と異なる場合も有ることをご承知おきください。
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