[一般公開記事]
2022.11.13 up
前回の記事で触れた「リバタリアン・パターナリズム」と「ナッジ理論」については記事公開後幾分か影響があったように感じます。
当塾ブログはWordPressというオープンソースのブログソフトウェア(CMS/コンテンツ管理システム)を使用している為、訪問者数は勿論どのような検索ワードでこのブログにたどり着いたかなどもわかるのです。
「子育て」「成績の伸ばし方」「ほめる 叱る」「ナッジ理論」「パターナリズム」「浜松市中区 塾」といった検索ワードから飛んできたものも..
おもしろいですね..
教育はもちろん子育ては本当に難しいと思います。
手っ取り早く叱る怒鳴るは楽です。
私もThe 昭和の時代で育ちましたから、あの頃は体罰など部活は勿論塾や学校でもありました。
確かに怒鳴る怒るの方が手っ取り早いのは事実かもしれません。
でも、私が子の親だったら他人に我が子をそのように扱われたくないなと思ってしまいます。
色々な考え方があるので様々かと思いますが、私はこの方法と考え方で子ども達の成績と人生を変えていきたいと考えているのです。
私の好きなものの中に山本五十六が残した言葉があります。
やってみせ言って聞かせてさせてみせ、ほめてやらねば人は動かじ
有名な言葉です。
私が好きなのはここだけではなくこの続きを含めたひとまとまりになります。
話し合い耳を傾け承認し、任せてやらねば人は育たず
やっている姿を感謝で見守って、信頼せねば人は実らず
もう10年くらい前のことになるのですが、私自身の過去に実際にあった本当のこととして紹介させていただくのですがこの言葉は私よりも20歳ほど年上の人生における大先輩との会話のなかでたまたま出たもので、この言葉の真意や良さは多くの人に理解されつつも現実の世の中の中で体現することの難しさを深く語ってもらいました。歴史がとても好きな方で休みになると県を跨いで城跡めぐりをするくらいフッ軽な人でした。歴史上の偉人の話は私もよく聞く機会がありました。いまでは仕事も引退され色々なところに空を飛んで出かけているようです。少し前には学校や市から浜松城のガイドボランティアを引き受けてもいたようで浜松城公園を訪れた子ども達に1570年に築城したころからの家康のことを厚く語っていたようです。その先輩がこういったのを今でもはっきりと覚えています。
「確かにいい言葉だよね。でも、塾業界の現場は如何に少しでも詰め込んで子どもが嫌と言ってもやらせ1点でも多く点を取らせるのが使命となって教育の理想とは大きくかけ離れているのが現実.. と。
10年くらい前、もしかしたらもう少し経っているのかもしれません。
こうしてこの地に学び舎を開き、多くの子ども達と接する機会をいただいているのですが、その時に掲げた思いと理想をどこまで体現できているかわかりませんが5年経っても10年経ってもその難しい問いの答えは朧気乍らにしか見えず、明確な答えがもしかしたら存在しない可能性もあります。仮にそうであったとしても私の中では日々努力と工夫の積み重ねによって少しずつ答えに近づいているのではと感じ取っています。
勉強はやるべきことですし、親も成績を上げることを目的にお金を払って塾に通わせるわけだから、無理やりにでもやらせないとならないのかもしれません。
但しやはり大切にしたい「核」となるものは確実に存在しています。それは
丁寧に、そして真剣に取り組ませることの大切さ..
私はとにかくこれを大切にしたいと思っています。
「雑」に取り組む生徒や「無理やりやらされる勉強」をしている生徒はやはり成績の伸びが大変鈍いと感じます。
このwebサイト上で塾生の成績の伸び具合についても度々紹介していますが、今回は更に別の生徒を例に塾の紹介をさせていただきます。
以下は先日塾生が模擬試験を受けた結果になるのですがこの生徒も今回の模擬試験で全受験者の上位1%を切ることができました。
この生徒が入塾してもう少しで1年となりますが、やはり成績を上げるというのは簡単なものではなく本当に難しいです。生徒に怒鳴っても大量に宿題を出してもこうやって上がることはまずないと思います。
もともと優秀な生徒なのですがここまで導くのに1年という月日を要しました。
この1年がかかり過ぎなのか最短距離で到達できたのかは検証する術がありませんが私は最短であると信じています。
ただ私が個人的に利用するものとして「附属浜松中内順位」があります。附属生上位陣の実力は相当なものなので信用のおけるひとつの尺度として個人的に使わせていただいています。簡単に言えば、生徒の模試順位から塾生が附属浜松中の生徒だったらという過程で上から何番かというもので生徒の実力を比較するという方法です。 (注:もちろん塾生が附属生の場合もあります。)
ある大手予備校の場合、模試実施後webで成績優秀者を公開していますのでそれを使用するわけですが、大変役立っています。
令和4年度生でいえば附属内順位学年10位以内であれば今年は2名達成しています。
今のところ学年5位前後にまで導くことはできたのですが、学年3位以内はまだ実現できていません。
成績が中の上くらいから上位に入れるのは難しくないとはいいませんが、上位から最上位に導くのは本当に難しいです。ただ宿題を出せばいい、怒鳴ってでも本人が嫌がってもやらせればいいは絶対にあり得ないです。
私が導き、当の本人も上を目指し両者の強い思いと日々の工夫や会話をもってより理想を追求します。寧ろ追究なのかもしれません。
模試を受け「理科が思うように伸びない」「歴史の後半が深く正しく理解できていないのかもしれない」という受験者本人の率直な感想やイメージからこちらは分析をはじめる必要があります。「数学が苦手だからイオンの単元が理解できない」という悩みもあれば「数学は得意だけれどもイオンの単元でどうも点がとれない」は全然異なります。導き手としては正しく状況を理解し把握するために日墓の会話は絶対に不可欠なものと思います。間違え方からそれが基礎の不足によるものなのか、それとも知識だけでは解けないより高い思考力を必要とする問題で落としているのかも当然考えなければなりません。こういったものは長年研究し続けている立場の人間だからわかるもので、そこから知識と経験に基づいて必要があれば教材の選定し直しまで行います。本当に日々試行錯誤の連続と言っても過言ではありません。いわゆる治療計画ならぬ綿密な指導計画とでも言うのでしょうか.. 私はこの塾で一人ひとりにこのようなことを常に行っています。
ここ中央塾はこういうところです。
真剣に勉強と向き合いたい、今の自分を変えたいと強い思いを内に秘めている生徒やご家庭はいつでもご相談ください。
真剣な思いには真剣な心で応える。
この塾の信条です。
よろしくお願いします。
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