[一般公開記事]
2019.12.22 up
前回の記事でリスニング力を高めるための一手法として「この塾では、耳で聞いた英文をそのまま解答用紙に書きとらせる」という方法を採用し既に実験的に試験運用を開始したということを記事にしました。
そうはいってもただ記事にupしただけの段階で、その記事を読もうと思ってもログイン権限を求められるし何を言ってるの?という感じだったかと思います。
その記事は非公開記事としてupしているので、入塾後サーバー上で登録され、IDとpasswordが個人単位で発行された塾生又は保護者しか見ることができません。
この点については今後もそうするつもりではあります。
やすやすと手の内を明かさない戦法です。w
リスニング力を育てる..
過去に何度も生徒本人や保護者から「リスニングで点が取れないので何とかできませんか?」と相談を受けたことがあります。授業の中では過去問を解く際にリスニングも欠かさず実施してはいますがそれ以外これといった方法がありません。あえて言うならCD付きのリスニング対策問題を塾で用意するくらいしか今までありませんでした。しかし、この方法で高い効果を感じたことが正直ありません。単純にリスニング教材を用意して子どもに渡し、あとは頑張ってください!と子ども任せの勉強では到底塾の指導と言えるわけもありませんし..
単純に塾としての準備不足というか私の力量不足なんだろうとは思っていますが、やはり自分自身が「自信をもってお勧めできる方法があります」「この方法であれば高い効果が得られるので強くお勧めできますよ」と正直今までは言えなかった状態です。優先順位の高いタスクではありますが、八方ふさがりの状態で今までどうしてもその壁を超えることができませんでした。この塾では嘘をつくことも妥協することもしたくないと思っていますので絶対にクリアしたいとは思ってはいましたが実現できず..
以前のハナシですが、別の塾からワタシの塾に移ってきた生徒が「前の塾では塾の先生が日本語読みの英文を(自分で)読んでリスニング問題をやってたよ」と聞いたこともあります。
確かにそれはマズイな..
と思いつつも、正直打つ手がないというのかその塾の先生の気持ちもとってもわかる!
故に反論できないw
とは言っても大学生の時にチョットの期間カリフォリニアの大学で勉強していた時期もあるのと、学生時代から含めれば今までに40~50回くらいは飛行機に乗って海外に行ったこともあるのでソコソコ英語はできる方だとは思います。1年に3~5回くらい飛んだ年もあったくらいです。
実は、その時の学生証というのかIDカードを今もとってあります。w
2カ月ほど前に子ども達に見せたら大爆笑されました。
だって、そのとき坊主でしたからw
でもバリバリの昭和世代としては結構カッコよく写っているとは自分では思っていましたが、平成・令和の世間の基準では決してそのレベルには到達していないそうです。(笑)
「坊主!ウケル~」by H
「せんせ~い!目つきがこわ~い」by M
「わっか~(若いといいたいそうです)」by T
まぁ、そうですね..
だって21歳の時ですもん。
「あの頃はね..」とありもしない背びれ尾びれを付けて大げさにでも武勇伝を語ってやろうかと思っていましたが、ソッチには全く関心を寄せず一瞬で終わってしまいました。
ハナシは戻りますが、現在入塾している10数名のお子さんの約4割が「英会話教室に通っている(いた)」「外国で生活していた」「両親又はどちらかがバイリンガル或いはマルチリンガル」というどれかに当てはまる状況なのでそういう生徒にもこのdictationがどう生きるか大変興味深いと思っています。
ネイティブまたはほぼネイティブな会話のできる生徒とそうでない生徒を動員していま試験運用中です。
但し、私の中でこの学習法は結構自信があります。
今日、高校生を指導しているある塾の先生(経営者さん)とこの件でお話をしました。
色々とアドバイスをいただきましたし、その話を聞いて自信が持てました。
IT系というかこういう系のものは得意中の得意なので、そういうシステムをWordPressを使って作ることも視野に入れています。
乞うご期待!ってとこですね
今回と次回の2回に分けて中央塾が考えるDictationの紹介をさせていただこうと考えています。
よろしくお願いします
仕組みとしてはこうです
生徒は個別に発行されたIDとpasswordを使ってログインし、非公開記事の中のtest for listeningのページに飛びます。
そこで問題ごとに2~3文が放送されるのですが、これをdictationさせようと思っています。
塾ではSurfaceを備えた個別ブース席でBluetooth対応のヘッドホンをつけ、書きとらせるようにしようと思っています。Surfaceは1台を同時に複数の生徒が使うのではなく、1人1台で使う為再生中に聞き落したところはマウスでぽちっと押して戻り、何回でも何回でも繰り返して「聞き取れる限界」まで挑戦させるつもりです。
長年課題だったことではありますが、やっと解決しそうです!
耳で聞いた英語の書き取り(dictations)をするという取り組みをwebを通して習得する新しい手法としてたどり着いたわけです。
10年以上越しで到達したこの時代だからこそできることです。
テスト問題と音声データはサーバー上に保存するので塾でも自宅でも可能。
実際に塾のPCとタブレット、スマホで行っています。
また生徒の保護者が早速test for listeningの記事に飛び、親子でテストしてくれました。
今のところ順調です。
あとはデータの蓄積までにどれだけ時間というか期間を要するかだと思います。
最低30、できれば50のコンテンツを用意したいと思っています。
そこまで来たらGO!です。
ちなみに費用は1円もいただくつもりはありません。
塾生としての特典です!
では、次回の記事で詳細やどういう考えに基づいて作られているのか、dictationを実施するうえでの重要視点や具体的な方法を紹介したいと思います。
明日から小学生中学生の冬期講習が始まります。
次の記事がupされるのに少しお時間かかると思います。
ご容赦ください。
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過去の記事の一覧はコチラ.. ここから各記事を閲覧することが可能です
https://chuojuku.jp/mokuji/
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