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[一般公開記事]

2021.05.09 up

塾に来るたびに良問数題ずつに触れ続けるという魅力..(対象:小学生)

 この塾に通う全ての小学生が.. というわけではありませんが、教科書に準拠した教材を使い先取り指導で深い理解を求める生徒もいます。中には教科書の内容を理解することをとても大切にしながらも、この先を見越して深く考えることにも慣れておきたいという思いから受験用教材を使って幅を広げることも疎かにしたくないと考えるご家庭もあります。

 そのようなご家庭には次のような提案をしています。生徒が塾に到着しまず行うことが「良問」「難問」「思考系問題」を数題解くところから始まります。教科書準拠教材を主体にしながらも日々の積み重ねの中で深く考えるということを怠らないようにするわけです。
 

 教材や学年にもよりますが、例えば中学受験用教材などは頭を悩ます問題が多いのも事実です。生徒からしたら必然的に深く考えさせられるのはよほどそこに強い関心をもっていなければかなり大変なのかもしれませんが早い段階から塾に来るたびに良問に数題ずつ触れ続けるという習慣を取り入れたら時間(期間)を要しますがこの先が楽しみの要素となります。

 難問ばかりで構成されている教材では、既にそのレベルに達している生徒であればよいのですが、そうでなかった場合は限られた塾の時間いっぱいを使っても1問1問に時間がかかりすぎあまり進めることができなかったということも十分考えられます。そこで、教科書準拠教材を主体としていても塾に来てまず「思考系問題」を数題ずつ触れる.. それらを無事解き終えたら本来の準拠教材に移る方法もお勧めしています。

 数題ずつなので他教科や本来の指導に影響を大きく及ぼしません。自宅でも復習という意味で同じ問題や類題を宿題として出しますが学校の宿題や塾の宿題の足をひっぱるということもほとんど感じたことがありません。但し、ときどきなかなか難しい問題があるので15分20分では解けず40分50分時間を要してやっと..ということもあります。

 ある生徒は年が明け暫くしてからこの方針で段階的に移行し、まずは小学3年生の問題からですが少しずつ期間をかけて良問にかかわり深く考えることを日常の状態に引き上げることを指導計画の原点に置くようになりました。

 また、私自身だけでなく生徒及び保護者にも塾での進捗状況が把握できるよう教材にもよりますが管理シートを用意しています。
 このシートを使うことで「生徒自身の頑張り度合い」「間違えた問題数からの理解度」「弱点傾向」把握も容易となるわけです。


 以下に実際に塾生が使用しているシートを幾つか紹介します。
 特に小学低学年から中学年あたりの子は合格してシールを貼る楽しみがあるようです!
 かわいいですね

 ※生徒氏名や教材名、間違えた問数等個人情報や控えたい内容についてはモザイク処理を施しています。
 

 各単元をひとつずつ合格することで「自信」や「励み」につながっているようです。
 このシートいっぱいに金色のシールが貼られる日を楽しみにしています。

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