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お陰様で開校4年半を迎えることができました。有難うございます。(24.01.20更新)
(塾の近況を先に知りたいという方は「トップページ」より各記事をお読みください。)
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(塾長よりご挨拶)
中央塾は国公立大学/有名私立大学以上に進学を前提として考えているご家庭に対する「小中学生を対象にした進学特化型の学習塾」です。
中央塾でまず大切にしたいひとつめの事項としては「個人塾としてあるべき姿を追い続ける」ということ..
静岡県西部の中心地でもあるここ中区中央及びこの近隣では、大手予備校をはじめフランチャイズ教室や地元で多教室展開する中堅塾を含め数多くの塾が在ります。
資本力のある大手の良さももちろんたくさんあるのでしょうが、「生徒個人の思いや目標を叶えるために、ただ純粋にお子さんの学力向上に特化した学習塾」という意味で小回りの利く塾があってもよいのではないかと私は考えます。
ここに至るまでの期間、多くの生徒と接してきましたが、その中には大手塾に通い真面目に問題集を繰り返し何回も解いたけれどもそれでも成績が伸び悩み上がらないと苦しむ生徒との出会いもありました。その生徒は塾教材1冊+テスト対策問題1冊で頑張ってきましたがそれだけでは基礎基本の習得ができても多くの問題に触れることができていないが故にスムーズに応用が利くというところまでたどり着いていないという状況でした。
別の生徒では苦手というよりもやりたくないが故に好きな他の科目ばかりに時間をかけ大きな偏りが生まれ、本来最も多く取り組むべき科目であるはずが目を背けて逃げてしまい結果最も時間が少なくなってしまったという生徒も。もし塾の先生との連携が強くできていれば抑止力が働きそれは防げたのかもしれませんが結果的に本人任せになってしまったが故に自分のやりたい科目に重点が置かれ多くの時間が費やされたことで勉強に大きな偏りが生じてしまった。4教科で45点以上取ることができているけれどある特定の1科目については極端に点がとれていないという少し珍しい状況の生徒との出会いもありました。
また、「塾では国語を教えてくれない」または「テスト直前に数回程度しか授業をしない」ということで国語が特に弱く足を引っ張ってしまっていた生徒もいました。
確かに自分の中で負のイメージを抱える科目については自分一人の意思だけでは「頑張ろう」「やらないといけない」とわかっていてもそれに正面切って立ち向かう気力が出ず困り果てているのもわかります。とはいえ、「じゃぁ、具体的にどうすればよいのか」を自らの判断で理解し行動するのは中学生には難しいのかもしれません。
別の生徒ではこういうケースもありました。自分では正しいと思っていた学習方法が実はとても時間的ロスが大きく時間ばかりが大量に過ぎ去っているにもかかわらず取り組む中身が薄かったが故に点に結び付かないというパターンです。「大変多くの時間をかけたが無駄が大きく当然成果につながらない」という悪循環に陥っている生徒との出会いでもありました。必ずしも悪いというわけではありませんが、書いて書いてひたすら書いて暗記しその上で問題を一度か二度解く..間違ったら赤ペンでしっかりと直し「できたつもり」「ちゃんと勉強したつもり」でいる。
更にその前段階で教科書を開きそれをノートや紙にまとめて「やった気分満載の学習で多くの時間がただ過ぎているだけで実が伴っていない」という状況の生徒でした。
教科書に載っていることは最低限のことでもあるのでせめてインデックス的な線の引き方であればよいのですがそこから更に絞り込みノートや紙にまとめ上げ仕上げようとしていました。赤線を引き、蛍光ペンを引き、仕上げにポストイットを貼ってやった感満載の勉強でテスト前日を迎え結果的にそこでおしまい..
繰り返しできるまで問題を解いていない上で正しく答え合わせもできていないなどなかなか手ごわい生徒でもありました。このような方法では成績が上がるはずもありません。
これらはすべてここ中央塾に入塾した実際にあった生徒の話ですがこのような時どうすれば現状から打開できるのでしょうか..
上述の内容の通り10人いれば10人状況が異なります。状況が異なれば対策法も様々なはずです。
一般的に問題をやたらと解けばいいではまず解決はしないでしょう。
その生徒にあった方法をまず見つけるところから始めるべきではないでしょうか。
教材の種類を選ぶ.. この塾ではおすすめ教材も多いので基本問題を追加されることが多いのですが、逆に解く塾教材の数をあえて減らしその代わりに反復回数を徹底的に増やすということでこの1年の中でもっともよい順位をつかんだ生徒もいました。これは3学期学年末テストでのことです。
足すことも大事ですが、大胆に引くことも大事.. 「点を取る」というただそれだけのことですが生徒が違えば考え方やアドバイスの内容もガラッと変わるので本当に難しく思います。
次に話は大きく変わりますが、授業形態ひとつを変えるだけでも結果が大きく変わると実感できた4年間でもありました。
例えば、私自身の過去の経験として1クラスに20名30名がひしめく教室の中で指導をしているとどうしても一人ひとりではなくひとまとまりの大勢として子ども達を見てしまう。故に、小回りも利かず結果的に目と手が行き届かない現実が間違いなく生じてしまったという苦い経験もあります。
昭和・平成と今まではそれで仕方なかったのかもしれませんがこれからは違うと思うのです。引き受けることになった生徒のことだけをひたすら考え「この生徒は今何が必要なのか..」「何を優先して行われるべきなのか..」を考え、常に試行錯誤を繰り返す塾があってもよいのではないかとここ5年10年と強く考えるようになりました。人(生徒)が異なればそれぞれ価値観も考え方も違います。だからこそ、「学び方も千差万別であってもよいのではないか」という現実に真正面から向き合う塾を実現したいと私は考えています。
企業やフランチャイズの場合、経営効率を高めるため「型」に如何に上手に当てはめるか.. 言わば「効率化(マニュアル化)」と「画一化」がポイントとなります。運よく「型」に合致した生徒は最大限恩恵を受けることができるでしょう。しかし、それに合致するのは全体の何割程度の生徒なのか考えたことがありますでしょうか。
「果たして我が子はこの塾で合っている?」という疑問を感じたことはありませんか?塾のお迎えの時に、保護者の迎えの車の大行列の中の1台として自分自身も連ねていたとき、自分の子どもは大勢の中の一人として扱われていないだろうか.. と不安に感じたことも一度くらいはあるのではないでしょうか。
中央塾は全体で約33坪(100㎡程度)なので決して広い空間ではありませんが、その中に「教室」がひとつ、「演習室」がひとつ「独立した個別ブース型の席」を12ほど用意しています。
この規模のなかでこれだけの環境をどうしても盛り込みたかったが故に、受け入れることのできる生徒の人数も1学年最大10名程度に絞らなければ実現できないと一念発起し、思い切ってそのようにしました。
それらは私にとって「一つも欠けることがあってはならない大切な要素」であり、同時に「決して失ってはならない要素」だと考えているためそれでまずは納得..
小学生は各学年で4~5名程度、中学生は各学年10名程に留め、そもそもそれ以上受け入れることのできない塾にしました。「深く学ぶことに対し特化する最高の環境」を追い求めた結果このような結論に至り、そのまま実現しています。(令和6年度は中学生各学年7名迄、小学生は各学年3~4名程度で募集しています。)
クラス構成としては、「浜松北高・浜松市立高・浜松南高進学を前提とするクラス」のみの設置でそのクラスでの学習を強く希望する生徒のみを限定して募集します。そして、諦めず結果が出るまで努力すると約束できる生徒を募集します。
大手塾では当然質は高く洗練された指導が行われているはずです。しかし、20名30名と多くの生徒が集まる中、我が子がその中の一人として授業を受けることに対する不安や心配を抱える方も少なからずいるのではないかと思っています。大手予備校やその規模で行う集団授業がお子さんに合うのであれば、それは好ましいことで更にその先もそこで追い求めてほしいと考えています。
欲するべきものはそこではなく、寧ろ「お子さんの学力向上のためだけに特化し指導が行われる塾があってもよいと考える方」に応募いただきたく考えています..
或いは「我が子に合わせてじっくりとわかるまで付き合ってほしい」「生徒が大勢いると質問するときに周りの目が気になる」「よい指導をしているとは思うけれど、ペースが自分に合わない/ついていくのが大変だ」「自分のペースでどんどん先に進めたい」等様々な点を踏まえ思い感じる方もいるのではないでしょうか。
このような考え方に魅力を感じるようなことがあれば、一度相談をしてみて下さい。
一度教室に足を運んでいただくと一目でわかるのですが、「教室以外にも充実した学習環境を実現し、魅力あふれる塾」が現実になっていると感じ取っていただけるのではないかと思っています。
ドアを開け教室に一歩踏み込んだとき、きっとこうお感じになるはずです..
「本当にこの環境が(1学年)たった10名程度の生徒の為に用意されているの?」
「これは大学受験の予備校の環境に近い!」
「この環境に小学生中学生の段階から身を置いて勉強ができるのは理想だ!」
..と。
自分では言い過ぎとは思ってはいませんが、後は皆さんの目で実際に確かめてみて下さい。
今実現できる理想をここに詰め込んでみました。塾づくりの際のイメージは「大学受験の為の予備校の環境を小中学生に..」 。そのように表現すればイメージがしやすいのではないでしょうか。
ここには、「あなたのお子さんのことを常に真剣に考え、色々提案し、工夫しつづける条件と環境」が整っています。この業界に身を置いて33年.. 自ら独立しすべてを自らが責任をもって判断し行動する個人塾を立ち上げて令和5年7月をもって丸24年が経過することになります。
20年を超えたというひとつの節目に「新しい理想を詰め込んだ塾」を追い求めてみようとここに決断し今があります。
勉強を嫌いと位置付けるお子さんは多いですが、魅力あるスタッフも今後数多く採用する計画でいて、勉強嫌いなんて魅力あるスタッフの力で吹き飛ばしてみせます。
「○○先生がいるから、勉強が大変でも私は頑張れる!」
「○○先生に今日もたくさん教わってくるね!」
と、元気に塾に学びに行く子どもの姿を目の当たりにしてもらいたい.. 心からそう考えています。
興味関心をお持ちいただけたようでしたら、ブログ上部の「メール」或いは「お問い合わせ」からe-mailを利用して問い合わせができます。また、令和3年3月に「中央塾LINE公式アカウント」が無事設置完了しましたのでメールによる問い合わせに少し抵抗がある方はLINEを使って気軽に問い合わせをお願いします。
下部(フッターリスト)の「LINEによるお問い合わせはこちらから」よりメッセージを送信下さい。
但し、その前に当ブログを必ず一通り目を通してからでお願いします。
1件1件丁寧に対応させていただく考えでいますが、この塾は大手予備校で行う授業や指導とは大きく異なります。冒頭に述べたように様々な状況で大変な思いをしている生徒たちをあの手この手をつかって大幅成績アップを狙いたいと考える塾です。現在学校で行っている授業の先取りをするだけでなく、全学年に遡って学び直すという選択をする生徒もいます。故にその場合は費用も多く要します。真剣な思いがまず備わっていないと空回りして気持ちだけで終わってしまう可能性があるわけです。故にこの思いを真剣に受け止めていただけるご家庭からの連絡をお待ちしています。
また、このwebサイトには電話番号の記載はしておりませんので大変申し訳ございませんが、e-mailもしくはLINEからの連絡に限定させていただきます。ご注意ください。
最後に当webサイトでははっきりと「塾の方針や考え方」、「募集する際の基準」を打ち出しています。
限られた環境の中で様々な要素を詰め込み、ひとつの理想の姿に仕上げていますので、こちら側も安易にお引き受けせず、責任もってお引き受けできるとお約束できるご家庭のみお引き受けすることにしました。
我侭をお許し下さい。
入塾を希望する生徒に試験は行っていませんが、テスト結果表(テストカード)や通信簿の内申点を参考にさせていただきます。また初めて塾にお越しいただく際はお子さんを同席させず保護者様のみとの面談から行わせてください。
塾の方針など正直に偽りなくお伝えします。それだけでなく教壇に立つ講師がどういう人間か、娘さん息子さんと相性が合いそうかどうかも判断基準に加えていただきたいと考えています。
本当に受け入れることができる生徒の人数を限定しているため、「頑張ろうとする気持ち」だけでなく、「現在の学力や可能性」「保護者の思い」も加味して入塾選考を行わせていただきます。
また、入塾後いくら学力が高くても「出された宿題をやらない(やろうとしない)」「いうことを聞かない」「授業中の居眠り」「教わる立場として相応しくない態度」等の生徒は「他の生徒さんの迷惑になるので、在籍をお断りし退塾していただく」ということが前提となる塾ということも十分ご理解の上ご相談ください。
近年、「個」がより深く認められつつあります。これは大変よいことではあるとは思いますが、「乱す」ことにつながる「個」を持ち合わせている子どもも少なからずいます。当塾に限ってはそのような生徒の為に授業の時間を割いて躾けるということは行いません。貴重な限られた授業の時間を問題ある生徒の為に使うのが有効的ではないからです。
お金の為にそういう生徒を「残す」のではなく、理想の環境を守るために優先順位をそこに置くという基本方針も大切にしたいと考えています。
塾に関する詳細は、以下のサイドナビ(左側ボタン)及びフッターリスト(下部リンク)の項目より必ず一通り確認をお願いします。確認をせず「とりあえず電話..」「まずは聞いてみよう」という方もおご遠慮ください。
サイドナビ・フッターリストに記載の内容を確認したということを前提の上でお問い合わせいただけると助かります。
もし、求めている塾の姿をここ中央塾に感じ取っていただけたのであれば、まずは教室見学も併せて「お子さんを同席させず保護者と私とのお話の場」からまずは進めさせて下さい。
よろしくお願いします。
長文にお付き合いくださり有難うございました。 (文責:塾長)
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